ヴィーガン料理を食べてみてヴィーガンについて学びました☆
こんにちは、あいのんです。
先日、ロシア系アメリカ人の友人に連れられて
ヴィーガンパーティーに行ってまいりました☆
オーガナイザーも外国人の方で、30人くらいの立食パーティでした。
食事はいわゆるバイキングで、ピザが食べ放題!!
というところが魅力なんだと思いますが、
ピザが人気すぎて、窯の稼働が追いついていなかったようですが(笑)
結局ピザにありつくまでにお腹いっぱいになってしまい、
一切れしか食べることができず、残念です。
ところで、ヴィーガン(Vegan)って聞いたことありますか。
ベジタリアン?
特定のお肉を食べない人?
宗教的なもの?
日本ではまだまだ浸透していないので知らない方が多いはず・・・
ということで、今日はヴィーガンについてお勉強しましょう。
世界の文化を知ると面白いですよ〜♪
◎ヴィーガンってなに?
“ヴィーガン(Vegan)とは、すべての動物の命を尊重し、犠牲を強いることなく生きるライフスタイルです。”
(引用:日本エシカルヴィーガン協会 http://www.ethicalvegan.jp/vegan-history/)
もう少し簡単に言うと、
生き物が使われている食材を食べない(食べることができない)という人たちのことをヴィーガンと呼ぶそうです。(byあいのん友人)
一言で言うならば「絶対菜食主義」です。
ちなみに、ヴィーガンは1944年にイギリスで発祥しました。
菜食主義ということはベジタリアン?
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、
ベジタリアンよりもさらに厳格な菜食主義とも言えるでしょう。
ベジタリアンは、肉や魚を食べません。
それに対し、ヴィーガンは、動物性の生き物から由来するものを一切口にしません。
具体的には、肉や魚や卵はもちろん、ハチミツやチーズ、牛乳などの
動物由来の乳製品も食べません。
ハチミツは蜂が生成しているものだし、チーズや牛乳は牛やヤギなどのミルクから作られているからです。
また、ベジタリアンは健康志向や宗教的な思想から由来しますが、
ヴィーガンは動物愛護の精神から由来しています。
ですので、食べ物だけでなく着るものも、
ウールやアンゴラと言った動物の毛皮などを使ったものは一切着用しません。
◎人やライフスタイルによってストイックさが違うヴィーガン
ヴィーガンパーティで様々な国の方、もちろん日本人のヴィーガンの方もいらっしゃったので、お話を聞きました。
どこまでストイックに食生活を送っているのか、
人によって全然違います。
あいのんの友人に、なぜヴィーガンになったか聞くと
牛や動物が殺されるシーンを映像で見て、
それから一切動物由来のものは食べなくなったそうです。
ただし、彼女は新潟で働いていたことがあり、
今でも新潟に行った時だけは海鮮を食べるそうです。
ある外国人の方は、
自分は100%ヴィーガンだけど、日本では絶対それはできない。
と話していました。
ある日本人の作家さんの話では、
仕事関係のお付き合いなどでの食事の場では、ヴィーガンであることを隠すそうです。
自分がヴィーガンであることを説明しても
なかなか受け入れてもらうことができないそうです。
まだまだ固定観念が抜けきれていない、
国際社会に対応できない部分が
日本にはあるなと感じました。
◎日本におけるヴィーガン
日本人の中にもヴィーガンの方はいます。
私もつい最近知りました。
ちょっと調べて見たところ、
日本のヴィーガン率は2.7%、ベジタリアン率は4.7%(ヴィーガン含む)
だそうです。
下記のサイトを参照いただければ、世界のヴィーガンの割合も載っています。
国にもよりますが、ベジタリアンのくくりで見ると、
日本はやはり割合が低いですね。
◎なぜ日本人はヴィーガンになることが難しいのか
アメリカ人のヴィーガンの方が、日本で100%ヴィーガンを貫くことは、
ほぼ不可能と話していました。
なぜか、それは日本という国柄、食文化にあるようです。
日本の食文化に、お味噌汁や蕎麦、うどん、ラーメンなどがありますが、
共通して出汁にカツオ節や煮干しや、
ラーメンであれば豚骨や鶏だしが使われています。
日常的に口にするものによく使われていて、
代替品がなかなか思いつきません。
また、海に囲まれた島国であるがゆえに、
魚介類は生活から切り離せないような気がします。
近年では訪日外国人も増えてきているため、
様々な食文化に対応すべくヴィーガン料理を扱うレストランやラーメン屋さん
も増えてきているそうです。
来年はオリンピックイヤーでますます世界各国から日本へ訪れる外国人は増え、国籍も多様化していくでしょう。
異文化に対応でき、様々な“違い”に対応できる文化にしていく必要がありそうですね。
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